山口防府市腰痛治療院/腰痛、坐骨神経痛、ギックリ腰、椎間板ヘルニア、肩こり、しびれ、頭痛など慢性症状専門/宇部市、周南市、山口市から来院

何が腰痛を引き起こすのか

何が腰痛を引き起こすのか

何が腰痛を引き起こすのか? (イエローフラッグ)

いくらいろんな治療をうけても、再発をくりかえす人もいればいつまでも治らずに苦しんでいる人もいます。

本来治るはず(グリーンライト )の腰痛や下肢痛が何度も再発をくりかえしたり慢性化するのは、実は「イエローフラッグ」と呼ばれる危険因子があるからなのです。

イエローフラッグとは世界の腰痛ガイドラインで示されているとおり、
心理的ストレスやある種の性格が関与している心理社会的危険因子のことをいいます。

つまりイエローフラッグを減らすことができれば腰痛から開放されていきます。

それでは、具体的な危険因子(ストレス)をご紹介しますね。

~腰痛の誤った思いこみ~

イエローフラッグ(心理社会的危険子)

不適切な態度と信念

1.痛みは腰にとって有害だと信じ込んでいる。あるいは痛みを恐れて回避行動(動作恐怖と極端な用心深さ)をとり続けているため、ほぼ寝たきり状態にある

2.完全に痛みが消えなければ、日常生活や仕事に戻れないと信じ込んでいる

3.痛みは動いたり仕事をしたりすることで強くなると思っていて、元の生活に戻る自信がない

4. からだの症状を誤って解釈し、最悪の事態だと考えて絶望している

5.痛みを消すことはできないと信じ込んでいる

6.積極的に社会復帰しようとは思わない

感情の問題

1.動いたり仕事をしたりすることで強くなった、痛みに対する恐怖心がある

2.抑うつ状態(気分が落ち込んでいる)にあり、楽しいと思えることがない

3.普段より怒りっぽくて、いつもイライラしている

4.不安感が強く、身体感覚が過敏(交感神経の興奮)になっている

5.大きな心理的ストレスを感じている

6.対人恐怖や引きこもりなどの社会不安障害がある、あるいは社会的活動に関心がない

7.自分は役立たずで誰にも必要とされていないと感じている

診断と治療の問題

1.機能回復を目指す治療は行なわず、安静にするようアドバイスされた

2.腰痛について異なる診断や説明をうけ混乱したことがある

3.絶望感と恐怖心を抱かせる(車いす生活や寝たきり生活を連想させるような)診断を下された

4.治療への依存を強化し、受け身的な治療を継続させようとする、脚色された説明をうけた

5.この1年間、腰痛以外の問題で何度か医療機関を受診している

6.治療者に対してからだを機械のように扱うことを求めるなど、治療技術への期待感がある

7.これまでの腰痛治療に不満がある

8.仕事を辞めるよう忠告をうけた

いかがでしょうか?

あまり身近な問題ではないかもしれませんので
ピンとこなかったかもしれません。

しかし、世界各国からの腰痛の方のデータを基に作成されてますので
かなり、信憑性があります。

是非、ご自分でチェックなされて改善してください。

ただ、腰痛疾患に関わっている心理社会的因子は考えているほど単純ではありません。

緊張、悩み、不安、抑うつ、怒り、認知のゆがみ(完全主義や悲観主義)
疼痛行動、不満のある仕事、職場でのストレスはもちろん、医療システム
や社会システム(経済的、政治的問題など)のあり方が複雑に絡み合っています。

ご覧のように体のゆがみだけではなく心理的ストレスを解消していくことが早期に改善できる方法です。

したがって、脳幹ストレスをとりのぞいていけば、改善していける所以なのです。

それでは、引き続きイエローフラッグのご紹介です。

不適切な行動

1.いつまでも安静にしたり、必要以上にからだを休めたりする

2.日常生活動作を避けているために、活動レベルが低下している

3.運動を勧められても従わないか、あるいは定期的に運動をしないので
運動量の変動が激しい

4.これまでの活動を避けるようになり、生産的な活動から 離れていくような生き方に変わってきた

5.0~10までのペインスケール(痛みの尺度)で10を超えるほど の過剰な痛みを訴える

6.治療者や医療機器に対する依存心が強い

7.腰痛になってからあまりよく眠れない

8.腰痛になってからアルコールやサプリメントの摂取量が増えている

9.タバコを吸う

家族の問題

1.配偶者やパートナーが必要以上に気遣ってくれるものの、
かえって痛みに対する恐怖心をあおったり、あるいは絶望的な気持ちに
させたりする(たいていは善意からのもの)

2.配偶者が心配して、何でも代わりにやってくれる

3.無視されたり欲求不満をぶつけられたりして
配偶者からひどい仕打ちを受けている

4.職場復帰へ向けたあらゆる試みに家族の協力が得られない

5.さまざまな問題について相談できる相手がいない

仕事の問題

1.農業、漁業、林業、建設業、看護士、トラック運転手、作業員といった重労働の職歴

2.頻繁に転職をくり返していたり、あるいはストレスの多い仕事、不満のある仕事の同僚や上司との関係がうまくいかない、やりがいのない仕事などの職歴

3.仕事は腰を傷つける危険で有害なものだと信じ込んでいる

4.非協力的で不幸な職場環境にある

5.学歴が低く、社会的・経済的地位も低い

6.物を持ち上げる、重いものを取り扱う、座りっぱなし、立ちっぱなし、車の運転振動無理な姿勢や同じ姿勢を強いられる、休みがとれない柔軟性のない勤務スケジュール、生体力学的影響を強くうける仕事

7.24時間シフト勤務、あるいは夜間、早朝、週末などの時間帯に働いている

8.職場復帰する際、軽い仕事からはじめて段階的に作業を増やすことが許されない

9.腰痛になったことを報告するシステムがない、報告が禁じられている、経営者や上司からの懲罰的反応など、腰痛に関する職場の対応で嫌な思いをしたことがある

10.経営者が関心を持ってくれない

補償の問題

1.職場復帰に対する経済的動機が乏しい

2.受給資格審査が難航していて、所得手当や傷害補償の給付が遅れている

3.別の傷害や痛みの問題で補償請求したことがある

4.別の傷害や痛みの問題で長期欠勤(3か月以上)をしたことがある

5.前回の腰痛でも補償請求と長期欠勤をしていた

6.効果の上がらない治療をうけたことがある(親身になってくれなかったひどいことをされたと感じた)

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