椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアでも、恐くないと知ることが大切です
よく「椎間板ヘルニアだから痛い!」といわれます。
まずは、正しい情報を知っていただきます。
「ヘルニアだから痛いのじゃないんです」と。
そうすると
「え!!うそでしょ!何10年もヘルニアで痛いと思ってた」
「じゃ~心配することないね~」といわれ
安心され痛みがうそのようにとれていくのです。
MRIなどの発展でなんの症状もない健康な人もヘルニアになっていることが分かったのです。
なので、ヘルニアでも、恐くないのです。
大切なことは、まずは正しい情報を知り、安心することです。
真実を知る
1972年にCTスキャナーが、1977年にはMRIが医学界に登場し椎間板の状態を詳しく観察することができるようになりました。
世界で健康な人の椎間板を徹底的に調べたところ、椎間板の異常はごく一般的にみられることが分かってきたのです。
これで、世界の腰痛業界は一変しました!!
無症状である健常者の76%に椎間板ヘルニアが85%に椎間板変性が認められる。
つまり、無症状の健常者の方76%もヘルニアだったということはヘルニアが直接的な原因ではないのです。
(年齢、性別、仕事などを一致させた比較である。)
-ボルボ賞とは-
腰痛分野の研究についてのノーベル賞とも言われている、
国際腰痛学会(ISSLS)における賞のことです。
ボルボは、スウェーデンの自動車メーカーの Volvo のことです。
新事実の発見
さらに、椎間板変性は腰への物的負担よりも、遺伝子の影響をうけていること。
椎間板ヘルニアのある人に症状がでるかどうかは、心理的ストレスが鍵をにぎっていること。
椎間板への血液供給は3歳から減少し始め、11歳から椎間板構造の崩壊がおきていることなど、数多くの新事実が明らかとなりました。
だからといって、今かかりつけのお医者さんの治療は
やめないでくださいね。
ここでは、あくまでも世界腰痛ガイドラインに基づいた
正しい情報をお伝えするのが目的です。
大切なことは、自分の腰の痛みがなぜ起きているのか?
周りの方のいいなりではなく、これからは正しい情報をもつことが
自分の体は自分が守っていける第一歩なのです。