脳幹と脳幹のはたらき
脳幹と脳幹のはたらき
あなたを生涯守ってくれてる脳幹
「なぜ、腰や肩に症状があるのに脳が関係してるの?」
生まれてから死ぬまで、誰にも知られず、ひとときも休む
ことなく働き続ける生命の維持装置が脳幹です。
この脳幹は、右脳と左脳にはさまれた中心部分にあり
その一部は第1頸椎と第2頸椎の内側にもぐりこんでいます。
下の図のように、視床、視床下部、中脳、橋、延髄から
構成されています。ピンクの部分が生命の維持装置、脳幹です。
脳幹のはたらき
それでは何故この脳幹が治療をしてくれるのかを説明します。
自然治癒力とは人間自身に備わる病気を治す力のことです。
その力は本来、非常に神秘的なものですが、根底には生体の
ホメオスタシス(恒常性)が存在すると考えられます。
このホメオスタシスは、外部環境の変化などのストレスに対抗し体内環境を一定に保とうとする生体の調節機能です。
たとえば、気温は土地や季節で変化するのに、人の体温は
36度台に保たれているのもホメオスタシスの働きによります。
また筋肉痛なども時がたてば、痛みがなくなり元にもどります.
痛みなど症状が続く方はこのホメオスタシスの力が発揮できない状態なのです。
ホメオスタシスの四角形
脳幹は四角形すべてに関係している
ホメオスタシスはすべての生物に存在しますが、人間の場合は
①自律神経系 ②免疫系 ③内分泌(ホルモン)系 ④脊髄ー筋肉系
の4つの系を発達させました。
これをホメオスタシスの四角形といい、環境の変化や精神的なストレスなどでそのバランスがくずれてくると、おたがいに協力しあって回復を促すしくみになっています。
この脳幹のホメオスタシスの力を発揮させていけば、当然身体に触れなくてもあなた自身の脳幹の力で元の状態に戻っていきます。
●脳幹(のうかん)の働き⇒「首」を正常にし続けると戻ります^^
・呼吸の調整⇒呼吸が楽になる・鼻がとおった・姿勢がよくなり胸が広がった感じ
・血液の調整⇒身体の中をすうすう何かが流れるような感じがする
・体温の調整・水分・ホルモンの調整⇒手足がポカポカしてきた・喉が渇いた
・食欲・性欲等の欲望を管理・調整する⇒食欲がでた・小食になった
・睡眠を管理調整する⇒夜グッスリ寝れるようになった
・毒素の排出を調整する⇒便の出がよくなった・おしっこの出がよくなった
・身体維持反射作用⇒ふらつきがなくなった・立ち上がりが楽になった
・危機回避反射作用⇒感がよくなった
・自律神経調整作用⇒リラックスできイライラがなくなった